ラスベガスに行ってAWS re:Invent 2022に参加してきた
会社でAWS re:Invent 2022へ現地参加するメンバーを募っていたので応募して行ってきました。
AWSを触ってたのは2018年頃にやってた仕事(学生バイト)で、オンプレで動いてたデータベースとモバイルアプリから叩くAPIを、まずはEC2に、そしてMongoDB, Lambdaに段階的に移行するくらいで、それ以来はずっとGCPを触ってました。
その後、2019〜2022年はバイト・副業・個人開発でGCPをずっと弄っていて、Cloud Run, Cloud Functions, Firestore, Cloud Build, Pub&Subあたりはかなり使ってると言った状況です。
分野横断的な知識と経験でWebサービスを0から開発できる能力を高めていきたい、また加えてDevOps, Developer Productivity Engineering等、開発プロセスの効率化や競争力強化の観点について非常に興味があり、最先端の情報を現地でキャッチアップしたいことから、今回参加を決めました。
というわけでAWS re:Invent 2022の参加記を始めていきます。
英語
院生の時に英語でコミュニケーションしてたので、まあ大丈夫だろうと思ってたんですが、とはいえ自分の英語が通じるかやや不安だったのでDMM英会話を二週間くらいやって、突貫工事で備えました。実際現地では大体通じました。逆に現地の人の英語が話すスピードが早く、聞き取れなかったことがあり、今後の改善点だと思いました。
ラスベガス
街
空港と街が近くて良かったです。空港に降り立つとロビーにもうカジノのスロットマシンがありました。めちゃめちゃでかいホテル+カンファレンスセンター+カジノの建物がいくつも立ち並ぶ異常な街です。
ラスベガスにある世界最大の観覧車に乗って街を眺めてきたけど、想像の100倍は広かった
— からあげ (@krgpi) 2022年12月1日
ラスベガス滞在も残り1日 pic.twitter.com/ph3zDxJm8F
物価
物価が高すぎました。500mlのミネラルウォーターが6ドルします。幸い、re:Inventでは会場で水や食事が提供されるのであまりお金を使わずに済みました。
観光
隙間時間で観光してきました。噴水ショー、観覧車は特にスケールが大きすぎて驚きました。火山ショーは回数が少ないですが、噴水に劣らず迫力満点ですのでおすすめです。
カジノ
もちろんカジノでも遊んできました。ブラックジャックはルールが簡単なので酔ってても盛り上がれておすすめです。一瞬増えましたが、もっと増やしたいという欲望に負けた結果、手持ちが0になってしまったのでやっぱギャンブルはダメです。
カジノにブルスク吐いてる筐体いた pic.twitter.com/KQoqbIXzXQ
— からあげ (@krgpi) 2022年11月28日
カジノに賭けて負けるよりもお土産を買った方がいいと気づいたので、もうポーカーはしない(昨晩10分で1万円以上吸われた)
— からあげ (@krgpi) 2022年11月29日
re:Invent
まず参加したいくつかのセッションの感想は、会社のブログに書いたのでこちらよりどうぞ。
普段触ることがないAWSの中のいくつかサービスを組み合わせたユースケースを、ワークショップなどで体験することができました。ドキュメントや記事を読むだけでは分からない、使い勝手や体験みたいなところの感触や活用事例を得ることができ、またそれが良かったので、普段の開発に取り入れてみようかなと思いました。 セッションではサービスを活用した具体的な事例を知ることができました。テック企業の人から話を聞けたり直接会話できるので、そこから本場の風土や温度感が伝わってきました。
また世界中のエンジニアと会する貴重な体験をしました。実際に物理的に集まることは国際カンファレンスくらいしかないし、特にJamなどで一緒に開発をするということはre:Inventくらいだと思うので、あーこんなにたくさんいたんだな、とか、海外のエンジニアってこんな感じの人々なんだなとか、そういったことがわかる貴重な機会です。 まずAWSのユーザーってめっちゃいるんだなと実感しました。AWSの世界中のユーザーがラスベガスに集結するわけですが、本当に人の数がすごかったです。
マラソン出場 (5K Run)
世界最大級のクラウドカンファレンス AWS re:Inventにはいくつか余興的なイベントがあり、その中の一つが AWS re:Invent 5K である。早朝のラスベガスを5km走るマラソン大会で、参加料は45ドル。これには会場で提供される軽食やTシャツ代のほか、がんセンターへの寄付金が含まれている。このイベントがあると聞いて、ラスベガスでマラソンできる機会なんてそう無いので参加しよう、と思い参加した。
スタートとゴールの会場はMandalay Bayというホテルの中にあるスタジアムで、こんな感じだった。ホテルの中にスタジアムがあるのが意味わからなすぎて、ここについた時笑ってしまった。
会場に着いたときは睡眠不足でやや気持ち悪かったが、フルーツと水が提供されていて、かなり美味しかったので回復した。会場では朝から DJがガンガン音楽をかけていて、ノリノリなMCが場を盛り上げていた。スタート前には軽いストレッチをするイベントがあり、みんなでYMCAを踊った。
スタートは、うさぎ、とら、かめ の3グループに分かれて順番に出発。皇居ランで現実的に可能な自分のペースを掴んだので、かめグループで参加し最初からゆっくりめに走り出した。うさぎの人たちは自分が1.5kmあたり走ってる時に、折り返しですれ違いもう3.5kmあたりを走ってた。かめの人たちは歩いたり走ったりしてる人がいる感じで、自撮りしながら走ってる人もいたし、各々楽しんでる感じだった。
アメリカなのでゴール着くと10人くらいがfooooo!!!って言いながらハイタッチしてきてステッカーやら何やら渡してくるのがウケた。
ランニング後の疲労もあまりなく、筋肉痛も多少はあったがそれほどではなかった。むしろ時差ボケでずっとぼーっとしていたが、ランニングを終えたことでサッパリしてよかった。
今までランニングを積極的にはやってこなかったが、結果的にかなり良い体験となったので、今後もやるかもしれないしやらないかもしれない。
帰国
ラスベガスからサンフランシスコの飛行機からは広大な砂漠が見下ろせました。サンフランシスコから日本の飛行機では、ちょっとだけゴールデンゲートブリッジが見えたのも良かったです。
自身の変化
大体のことはどうにかなるな、という気持ちになりました。今回複数人で行ったものの、現地では一人行動が多く、当初想定してたよりもかなり多くのことを一人で対応しました(出国時のトラブルはかなり焦った)。また制限時間内に全く触ったことないツールを使って開発したり、普段全くしないランニングをラスベガスでやったりしたことで、やったことないことでも色々できそうだなと思えてきた気がします。