飛んだはずのHDDのデータを発見!
2011年2月15日、そう僕はハードディスクのデフラグをしていました。インフルエンザで暇だったのです。親に見つからないようにコッソリとやってました。突然親が入ってくるや否やパソコンを強制終了させてました。バカです。本当にバカです。それをデフラグ中にやるからもっとバカです。案の定2年分の撮影データは飛びました。そのデータはもう帰ってこないと思い、自分のした事を反省していました。
時は2013年、僕は高校二年生になっていました。今ではMacとWindowsの両刀使い。一台だったハードディスクも二台に増え、自分の部屋にはいつの間にかギターやらヘッドホンやらiPadやらが溢れています。
そして今日、2013年2月24日、なんとなーくMacのとあるフォトビューアアプリでハードディスクの中を見てました。
なんですかこのファイルw
FOUND.001、FOUND.002...と005まで、それぞれ一万個のCHKファイル(破損した復元可能なファイル)が格納されている隠しフォルダを発見したのです。その中のファイルをプレビューしてみるとあら不思議。消えたはずの2010年夏に撮影したと思われる画像ファイルが...脳内が驚きと喜びで溢れました。
その後、復元作業に取り掛かるわけですが、これがたいへんでした。
・まず、これらのファイルの拡張子は、元々"jpeg"もしくは"cr2"であったと断定し、おおよそのファイルサイズを考慮し、"Shupapan"で拡張子を一斉変換。
・変換後、正しく開けなかったものの拡張子をchkに戻し、Windowsに転送。
・Windowsで"極窓"を使い、拡張子を自動判別。そして拡張子を適切なものに変換したファイルをMacに戻しました。
・最後は先日の記事にあるように、PicmvというWindowsのフリーソフトを使い、撮影日時ごとにフォルダわけを自動で行いました。(ここでさらにWin⇔Mac間でデータの移動をしたわけです。時間かかったなぁ...)
・しかしcr2(RAWファイル)はちゃんと振り分けされなかったみたいで、結局手作業でやることに。やる気が起きないのでまだやってません。
まー色々とRAWは厄介ですね。厄介な点を箇条書きすると...
①データ量が大きい
②対応しているアプリが限られる
③Flickrに直接アップロード出来ない
④当然だけど、現像する必要がある
これらを差し置いても"RAWで撮影する必要がある場面"って、実はそんなに無いのでは...? と最近思ってきました。
むしろ現像に任せないで、JPEGでうまく撮るように練習すべきかな~とも思います。
何かの素材にするならばまだしも、日常の記録程度ならば絶対にJPEGで十分。何でもかんでもRAWでテキトーに撮って、後の調整を全てRAWにまかせている今の撮影スタイルを考えなおしたくなる一件でした。